プライムビデオやネットフリックスなど、映画・ドラマ・アニメを見放題で提供する動画配信サービスは現在レッドオーシャン。多数のサービスがひしめき合いながら、顧客獲得競争を繰り広げています。
そんななかでも知名度がほかと比べて低めですが、動画配信本数だけなら群を抜いているのがビデオマーケットと呼ばれる場所。基本無料で利用できるため、使ったことがあるという方もおられるかもしれません。
とはいえビデオマーケットと聞いても、有名ではないのでサービス内容について知らないという方が大多数。
本記事では、ビデオマーケットのサービス内容について詳しく解説。「興味はあるけどよくわかない」といった方に向け、料金・支払い・特徴・口コミ・プラン・配信作品・登録・退会などを網羅的にまとめました。
ファットイズビデオマーケット?
ビデオマーケットは、数ある国内の動画配信サービスの1種。アニメやドラマ、映画などのコンテンツを世界中から集めており、日本で1番の作品数というのが特徴です。
運営しているのは、music.jpと呼ばれるサービスを提供する会社の関連会社。動画の配信本数はもちろん低価格で利用できるという魅力があります。
ちなみに動画配信サービスのなかでは、知名度はそこまで高くない模様。それでもほかとは異なる特徴を持つことで、独自路線による集客に成功しています。
ビデオマーケットは基本無料の動画配信サービス
動画配信サービスといえば、毎月お金を支払う対価として動画の見放題権限を得られるのが一般的。対してビデオマーケットは月額支払いを強制しておらず、登録するだけなら基本無料で利用できるのが特徴です。
ただし基本無料で利用する場合には、作品の予告編や本編の数分をお試し程度に見られる程度。無料ではあるものの、満足して使うには物足りません。
ビデオマーケットは基本無料のほかに、レンタル作品や任意で加入できるコースを用意。
コースに加入することで一般的な動画配信サービスのような見放題を得られるほか、レンタル作品を視聴することで料金を支払う必要が出てきます。
ビデオマーケットの人気有料コースは2種類
人気の有料コースとそのほかを紹介。
プレミアム
プレミアムは、月額500円(税抜)で利用できるコース。課金することで、毎月550ポイントを無料で取得できます。
本コースには無料体験が存在。見放題はないので、貰えるポイントを消費してレンタル作品を見る必要があります。
プレミアム&見放題
プレミアム&見放題は、月額980円(税抜)で利用できるコース。プレミアムのように毎月550ポイントを貰えるほか、見放題の権限まで付属する人気のプランです。
見放題にできるのは、ビデオマーケットが配信する動画の10%程度の作品数。
それでも30,000本近い動画が課金するだけで見放題になるので、基本的には優秀です。
プレミアム同様、無料期間があります。
そのほかのコース
ビデオマーケットは、無料の「スタンダード」やポイントと見放題が付く「プレミアム」「プレミアム&見放題」のほかに、残り5種類のコースがあります。
コースの一覧は以下の通り。
NHK特選見放題
NHK見逃し見放題
FOD
プレミアム1000
プレミアム2000
これらは最初から有料のプランで、競合の動画配信サービスをビデオマーケットの一部に組み込む形で提供されるもの。アカウントや支払い情報をまとめつつ似たような作品を見放題にできるため、割と優秀です。
なおプレミアム系は、ただの上位互換として存在します。
コースに関する詳細は、以下の記事を参照。
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ビデオマーケットの料金体系
ビデオマーケットの料金体系について、比較的簡単に紹介します。
有料コースの料金
有料コースは、基本無料のビデオマーケットが用意した全7種類のコース。各種コースを利用する場合には、毎月決まった金額を支払う必要があります。
料金は安いもので500円から、1番高くて2000円まで存在。中間のコースとしては1000円前後のものが4種類用意されており、好みのコースを選ぶことが可能です。
レンタル作品の購入費用
ビデオマーケットの配信作品は、基本的にすべてがレンタル作品。視聴したい場合には、必ず購入費用がかかります。必要な金額は作品によって異なりますが、数百円から新作であれば500円前後まで存在。
ほかの動画配信サービスのレンタル作品と比較した場合、少しだけ安く感じるのが魅力です。
またレンタル作品を購入する時は、キャッシュバックやまとめて購入した場合に最大40%くらい安くなる特典があるのもポイント。単品で購入するのはあまり美味しくないものの、ビデオマーケットの利用頻度が多ければ多いほど得する仕様です。
料金については、下記記事を参照。
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ビデオマーケットの支払い方法は5種類
ビデオマーケットで利用できる支払い方法は以下の5種類。
クレジットカード
クレジットカードは16桁の数字が記載されたカードを使った支払い方法。
18歳以上であれば発行することができ、大人の方が使いやすい最もスタンダードな決済手段です。
キャリア決済
キャリア決済は、契約している通信会社の支払いとビデオマーケットの利用料金を、合わせる形で請求してもらえる決済方法。クレジットカードがいらないため、モバイル端末を契約している方なら誰もが利用できるのが魅力です。
ビデオマーケットで対応しているキャリア決済は、ドコモやauSoftBankなど国内3大キャリアを網羅。格安SIMを使っていないなら、基本的には使えます。
ゲームの課金感覚で使いたい方におすすめです。
支払い方法は、下記記事を参照。
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ビデオマーケットの登録手順
ビデオマーケットの登録は、公式サイトより行うことが可能。基本無料はもちろん、コース登録からできます。
登録の際は個人情報と支払い方法が必要。数分あればできるので、ぜひお試しください。
無料の登録については、下記のほうが詳しく書いてあります。
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ビデオマーケットの解約・退会手順
ビデオマーケットの解約・退会手順を紹介。
有料コース解約のやり方
有料コースの解約は、マイページのユーザーメニューから各種コースの探索。コースのなかから解約したいコースの部分にある「登録解除」を選ぶことで行えます。
退会のやり方
ビデオマーケットの公式サイトを開き、マイページのユーザーメニューから「ビデオマーケットから退会」を選択。
利用規約の同意を済ませることで、退会は数秒程度で完了します。
スマホであれば、ユーザーメニューから登録解除よりビデオマーケットから退会という流れです。
退会したらアカウントが消えてしまうので、解約以上に注意しながら実行してください。
解約・退会については、以下の記事で詳しく紹介。
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ビデオマーケットの対応端末
ビデオマーケットの動画を視聴できる対応端末は、以下の通り。
一部の携帯電話(フィーチャーフォン)
スマートフォン(Android・iOS・iPadOS)
パソコン(ブラウザ)
Fire Stick
Android TV
Chromecast
Nexus Player
なおビデオマーケットは詳細な対応機種について紹介しておらず、上記以外にも見られる端末は存在する可能性があります。
上記は実際に試して使えることがわかっている端末一覧なので、使ってみてください。
ビデオマーケットの特徴
ビデオマーケットの特徴についていくつか簡単に紹介。
配信本数がトップクラス
ビデオマーケットは動画の配信本数が非常に多いのが特徴。 2020年時点で23万本の作品を提供していると宣言しており、競合する動画配信サービスと比較した場合おそらく頂点に立つレベルです。
ちなみに他の動画配信サービスでコンテンツが多いのは、ユーネクストやAmazon、dTVなどが存在。サービスの特徴として近いのは、楽天TVがあります。
ビデオマーケットと似たようなサービスでどこか比較して契約を考える場合には、おそらく楽天TVが最大のライバルです。両方とも無料期間のあるプランを用意しているので、試してみることをおすすめします。
倍速利用可能
ビデオマーケットが配信する作品は、基本的に倍速再生が可能。通常速度のほか、最大2倍のスピードで動画を視聴できます。
ビデオマーケットの配信本数は多いので、倍速機能はかなり便利。気になる作品をサクサク試聴できるので、時間のない方にもおすすめの機能です。
ただし倍速機能は、パソコンのブラウザでしか利用できないのが難点。なぜかスマホのアプリ版では倍速機能を利用できず、 利便性を落としているのがマイナスポイントと言えます。
ダウンロード利用不可
ビデオマーケットは、動画のダウンロードに非対応。事前にモバイル端末のなかに動画をダウンロードしてオフラインで再生するといったことができず、どこで使うにしても通信を伴うストリーミング視聴が基本です。
自宅の固定回線を持っている方や無制限に通信できるポケット Wi-Fiを持っている場合には問題がありませんが、ない方にとって外出時に動画を見るのは、通信面で不安が残ります。
ダウンロード機能は、以下の記事で詳しく取り扱っています。
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新作の追加が早い
ビデオマーケットは新作の追加が早いのが特徴の1つ。新作ドラマや新作映画は終わった後に円盤が販売されるわけですが、ビデオマーケットはそれに合わせて最速で独占配信することがあります。
ビデオマーケットは基本的にレンタル購入をメインとしているため、このようなフットワークの軽さを実現できるのが魅力。新作の追加の早さで定評がある強豪としてはユーネクストがあるものの、どちらも便利です。
ビデオマーケットで視聴できる作品
ビデオマーケットで視聴できる作品は以下の通りです。
日本映画
海外映画
国内ドラマ
海外ドラマ
韓流ドラマ
国内アニメ
ビデオマーケットの口コミ・評判
以下の記事で詳しくレビューしました。
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無料体験付きのビデオマーケットは神
ビデオマーケットは基本無料ということもあり、手軽に登録して放置できるのが魅力。
使いたいときだけ利用すればよいので、サービスに急かされている感じもなくゆっくりできます。
「プレミアム」「プレミアム&見放題」のコースであれば、初月無料で使えるのも嬉しい点。基本無料だけでは物足りないので、まずはお金を必要としない上記コースを楽しむのがおすすめです。