ユーネクストのファミリーアカウントなら、1アカウント実質500円
たくさんの映画が見放題のユーネクストは、月額課金が高いところが最大のネック。しかしながらファミリーアカウントという機能を活用することで、非常に高いコスパを発揮します。
特に効果があるのは、夫婦と子供2人という4人構成の家族や団体。4人構成でユーネクストを使った場合は1人あたり実質月額500円まで下げることができ、dTV並の低価格を実現可能です。
とはいえ、ユーネクストのファミリーアカウントと言われてもピンとこない方のほうが大多数。
そこで今回は、ユーネクストのファミリーアカウントのすべてを紹介します。
ファットイズファミリーアカウント?
ファミリーアカウントは、1つのアカウントで4つのアカウントを紐付けできるユーネクスト特有の機能。月額課金契約をしているアカウントを親アカウントとして、メールアドレスやパスワードを設定することで3つの子アカウントを作成できます。
つまり、親アカウント1つに対して子アカウントが3つまで紐づいているという状態。基本的には親アカウントが高レベルの権限を有しており、子アカウントは動画を見たり少し課金をしたりといった低レベルの権限を行使可能です。
アカウントが4つあるからと言って、支払いが4倍になるわけではないのも大きなポイント。
ユーネクストは月額1,990円(税抜)と比較的高額ですが、ファミリーアカウントを最大限活用すれば1アカウント実質たった500円しかかかりません。
比較で見るファミリーアカウントの親・子の違い
ファミリーアカウントで子アカウントを作成する○個の方法
ファミリーアカウントで子アカウントを作成する場合、いくつかの方法があります。
前提注意
ファミリーアカウントとして子アカウントを作る場合、まず最初にセキュリティコードを設定するのがおすすめ。
親アカウントでログインする際に4桁のコードを設定できるもので、子アカウントを保有する人からの不正ログインを防止するためのワンクッションにできます。
親アカウントでは子アカウントにはできない権限設定などを行えるため、アクセスされては意味がなくなります。
ユーネクストのホーム画面から「設定・サポート」「お客様サポート」と進んで「セキュリティコード設定」という項目があるので、設定しましょう。
なお、初期設定は「0000」です。誕生日や携帯番号などパターンは色々ありますが、なるべくバレないようなコード番号を設定することをおすすめします。
よくある作成方法
パスワードは6から20字程度の半角英数字を設定してください。
子供用に作る場合は、お子さんが持っているスマホのグーグルアカウントと同様の内容にしておくとわかりやすいはずです。
登録の支払い方法での購入を許可
親アカウントに設定されているクレジットカード情報を用いて、子アカウントでレンタル作品の購入を許すかどうかの設定です。チェックを入れてしまうと月額課金以外の料金が際限なく加算される可能性があるので、基本的にはチェックなしを推奨します。
ポイント利用のみ許可
ユーネクストのアカウントにポイントがある場合、それを用いてレンタル作品動画の購入を許すかどうかの設定です。
ポイント以上にお金がかかることはなくなるため、親子で利用するならある程度のポイントを入れておいて許可する方向でもOK。
もしくはチェックを外しておき、レンタルの相談を受けたら親アカウントでポイント課金してあげるというのもありです。
ラインを使って作成する
ラインにURLを送り、アクセスすることで登録するといった方法も用意されています。
ファミリーアカウントの子アカウントでするべき○個の設定
ペアレンタルロック
ユーネクストには男性向けの18歳未満お断りコンテンツがあり、「その他❤️」という部分から入室できます。
ペアレンタルロックは、この男性向けコンテンツを非表示にする設定項目。子アカウントを子供が使う場合には、オンにしなければなりません。
ただデメリットとして、ペアレンタルロックをオンにしたら親子すべてのアカウントで男性向けコンテンツが見られません。
使わない方には問題ないですが、男性向けコンテンツを視聴する場合にはアカウントごと別のものを用意する必要があります。
Uコイン制限
Uコインは、Apple端末のアプリ版に実装されているもの。Appleの課金システムを用いるために用意されているもので、ほとんどポイントと変わりません。
ポイントの消費同様にユーコインを制限していないと無駄にお金がかかる場合もあるので、制限するのがおすすめです。
ファミリーアカウントでできること
ダウンロード
無制限に使えるネット環境で動画をスマホ・タブレットにダウンロードできる機能。ファミリーアカウントでもダウンロード機能は有効なので、お子さんの通学途中などに通信量を気にせずお使いいただけます。
同時視聴
ユーネクストのファミリーアカウントは、最大4人までの同時視聴に対応しています。動画配信サービスは1アカウント1デバイスや月額課金額に応じて複数デバイス対応などの制限があるため、同時視聴数が4人まで対応しているのは革新的です。
ただし、ちょっとした制限もあります。
NHKオンデマンドの作品は別の作品であっても同時視聴に非対応。
ファミリーアカウントの子で制限されるもの
チャージ
ユーネクストのポイント購入は、子アカウントでは行えません。ポイントの使用は設定次第でできるため、子アカウントのために親アカウント側でポイントを用意しておくなどしてください。
クーポン
子アカウントではクーポンの使用を制限されています。
書籍
書籍は不可。
チケットは可能
ユーネクストは、ポイントを映画チケットに変更することが可能です。そしてこの機能は親アカウントのみで行えていましたが、現在は子アカウントでもチケット交換できるようになった模様。
子アカウント持ちが映画を見たくなったときは、ポイントに余裕がありそうならお試しください。
解約
ユーネクストの解約は、親アカウントのみで行えます。子アカウントで解約を可能にしてしまったら子供が誤って行う可能性もあるため、当然の措置です。
アカウントを削除したい場合は、親アカウントで行ってください。
子アカウントの追加等
子アカウントの制限や追加等の設定は、親アカウントのみ行えます。
子アカウント自体が親が子供のために開設するものという目的があるので、必要な措置です。
子アカウントで子アカウントの設定を変えられたら、根本的に制限なんてものは存在しないに等しい状態。
親アカウントを持っている方は、子アカウントを持つ人にログイン情報を知られないのも大切です。
ファミリーアカウントで子アカウントを削除する方法
ユーネクストのホーム画面にある「アカウント」に入り、「ファミリーアカウントサービス」をクリック。
ファミリーアカウント一覧が表示されているので、削除したいアカウントの横にある「編集」に進んでください。
編集項目の下部に行くと「子アカウントの削除」という部分があるので選択。確認画面でアカウントを本当に消していいか決めて、「削除」を選ぶことで消すことができます。
ファミリーアカウントにまつわるよくある疑問の回答
子アカウントのメールアドレスとパスワードは変更できますか?
できます。
ユーネクストのファミリーアカウントは、メールアドレスやパスワードなどを個別に変更できます。
ファミリーアカウントに関するページに追加してある子アカウントが表示されているので、確認してください。
それから該当するアカウントの横にある「編集」に入ることで、もろもろの設定を変更可能です。
5個以上の端末で動画見たいんですけど
できません。
ユーネクストのファミリーアカウントは、親を含め合わせて4個まで対応。再生できるデバイスが5個以上ではエラーが表示されるため、その希望は通りません。
5個以上の端末で動画を見るのは諦めて、アカウントを1つ削除したうえでもう1度追加してください。
視聴履歴を見られたくない
分けられているので見られません。
ユーネクストのファミリーアカウントは、アカウントごとに「お気に入り」「視聴履歴」が分けられているため見られることはありません。
例外として、アカウントのID・パスワードを知られている場合はログインされて視聴履歴を見られる可能性があります。また、お使いの端末を覗き見されたり勝手に使われたりした場合でも見られます。
絶対に見られたくなければ、「ID・パスワードを教えない」「端末に鍵をかける」などの対策が必要です。
動画再生でエラーが出て見られません
原因は色々あります。
動画再生のときにエラーが出て見られない原因は、さまざまなものがあります。
ファミリーアカウントに関して言えば、ほかの人と同じ動画を同じタイミングで見ていたら仕様上エラーが発生する要因です。
ほかには「ネット環境の問題」「サーバーの問題」「デバイスの問題」など色々考えられますが、詳しくは別記事を参照。
アカウントを切り替えたい
切り替え自体は可能。
ユーネクストのファミリーアカウントは、切り替えることができます。ただし、切り替えたいアカウントのID・パスワードを知っている必要があります。
子供のアカウントを見たいという場合は、作成時点で親が担当してログイン情報を控えておきましょう。
追加料金は取られますか?
無料でできます。
ユーネクストのファミリーアカウントの利用料金は、無料です。ファミリーアカウントの機能を使っても1円たりとも追加の支払いは発生しないので、ご安心ください。
ただし、アカウントごとの購入制限をかけていないとレンタル課金の作品を見ることによって追加課金が発生するということはあります。
ファミリーアカウント自体は無料ですが、購入制限をかけることで勝手なレンタル等を防ぐことが必須です。
家族以外と使いたい
家族以外でも使えます。
ユーネクストのファミリーアカウントは名前こそ家族ですが、特に共有する方の制限はありません。家族はもちろん付き合っている恋人から仲のよい友達までどんな関係でも利用可能です。
ユーネクストの月額課金額を考えたら、2人で共有したうえで支払いを分けるというのもおすすめします。