そしてポイントが用いられるのは、ユーネクストのブラウザ版やAndroid版のアプリが主なもの。いっぽうでiPhone・iPadなどを使っていると、ポイントではなくユーコインと呼ばれるものが存在することに気づくはずです。
そこで今回は、Apple端末でユーネクストのアプリを使った際に見られるユーコインについて紹介。
「iPhone買ってみたらなんかポイントじゃないものがあって混乱」「ユーコインってなに?ポイントと同じ?」など戸惑っている方に向け、比較で見る違いや疑問点の解説、使い方などを見ていきます。
ユーネクストで見られるユーコインとは?
ユーコインとは、AppleのiPhone・iPad版ユーネクストアプリに実装されている独自通貨のこと。具体的にはApple Storeを通してインストールしたユーネクストアプリに用意されているものです。
一般的にはポイントを使うことでユーネクストの課金コンテンツが楽しめます。ただApple版のユーネクストは規定によりポイントの仕組みを取り入れることができず、代わりとしてユーコインが実装されました。
以上より、iPhone・iPadを使っていない方には特に関係ありません。使っている方や今後使う予定がある場合は、以下のコンテンツを読んでおけば理解の幅が広がります。
ユーネクストのユーコイン?ポイントと比較して違いを確認
ユーネクストのポイントとコインについて、比較してその違いをまとめました。
入手方法の違い
ユーネクストのポイントの入手方法はたくさんあります。具体的には「無料体験」「定期契約」「ギフトカード」「チャージ」などさまざま。
いっぽうユーコインは、iPhoneやiPadといったアップル系デバイスからユーネクストのアプリ版経由で手に入るのみ。手に入れやすさだけなら圧倒的にポイントのほうが有利です。
支払い方法の比較・違い
ユーネクストのポイントを購入する際の決済手段は、クレジットカードが基本です。そのほかコンビニや家電量販店で購入できるギフトカードを利用したり、キャリア支払いで入手したりもできるため、支払い方法が幅広く存在します。
対するユーコインの決済方法は、アップルのアプリ内課金という扱い。購入する際はアプリでU-NEXTを開いてコインチャージを行うわけですが、アップルストアに登録している支払い方法を元にして決済されます。
ユーネクストはポイントチャージを直接行えるのが特徴。ユーコインはチャージの間にアップルが介在する点に違いが見られました。
円にした場合の違い
ユーネクストにおける1ポイントの価値は、現金に換算したら1円。ポイント購入するときも、公式サイトからのチャージやギフトカード問わず1ポイント1円で購入できます。
いっぽうユーコインの場合は、1コインあたり1.2円。課金しようとしたら1000コイン手に入れるために1200円が必要です。
それならユーコインのほうが価値があるのでは?と思われますが、どちらかというと単純に損。お金をコインに変えられてもコインをお金には変えられないので、ポイントよりも1.2倍高くついている状態です。
有効期限の違い
ユーネクストのポイントは、入手方法によって90日、180日間という2種類の有効期限があります。
具体的には、無料体験や毎月貰えるものとギフトカードで得たポイントが90日間。ユーネクストの公式サイトでカード等を用いて決済した場合が180日です。
いっぽう、ユーコインはアプリでチャージした場合に期限なしで利用可能。ユーコインを使わずにいても消失する心配がなく、ポイントと比べて有効期限に関しては優れています。
キャッシュバックの有無の違い
2019年から始まったものとして、ユーネクストのポイントはウェブサイト経由で購入した場合に最大40%のキャッシュバックを得られるようになりました。
実際は20%から40%ですが、クレジットカード決済した際に40%得られる仕組みです。なお得られるのは、お金ではなくポイントが還元されます。
いっぽうユーコインは、キャッシュバックキャンペーンは20%しかありません。ユーコインを使った決済で20%&あったとしても支払いにクレジットカードを設定した際のカード会社による数パーセント程度の還元くらいです。
キャッシュバックの点では、あきらかにポイントのほうが優れています。
見られる動画の違い
ユーネクストの動画は、基本的にポイントとユーコインで同じものが見られます。ただ、ポイントはすべての動画が見られるのに対してユーコインは一部視聴不可。
見られないジャンルは、「その他」と書かれたコンテンツ。いわゆる男性向けの年齢制限コンテンツであり、ユーコインではレンタルができない仕様です。
男性向けコンテンツを見ない方にとっては特に問題ありませんが、見る方のなかでApple端末をお使いの方は注意。
使い道の違い
ユーネクストのポイントは、動画視聴はもちろん書籍のレンタルからチケットの交換まで幅広く使い道があります。
いっぽうユーコインは、動画の視聴程度の使い道しかありません。
ユーコインのチャージ方法から使い方まで
アップル端末のスマホ・タブレットにあるユーネクストアプリから、チャージ可能です。
ユーコインを購入する方法
ユーネクストのアプリを起動&ログインしていることを前提として、話を進めます。
FaceIDのあるiPadの場合、電源ボタンをダブルタップ&顔承認で決済されます。機種によって決済方法は変わるので、お使いの端末で行われているやり方を想定してください。
ユーコインの使い方
ユーネクストのユーコインにまつわる3つの疑問に答える
ユーコインで課金した作品はApple端末以外でも見られるの?
Apple端末以外でも見られます。
ユーコインで課金した動画は、Apple端末だけでなくブラウザ経由やAndroid版アプリでも視聴可能です。
またAndroidやブラウザでポイントレンタルした動画もユーコインを持てるApple端末で再生できるため、レンタル済みの動画は双方向で楽しめます。
ユーコインがないのに課金できた!なんで?
恐らくポイントが消費されています。
ユーコインの利用者がまず初めに疑問に思うのが、ユーコインなしで課金できたというもの。これはAppleのアプリで動画を視聴しようとした際に表示される「0コインでレンタル」という項目があるからです。
「0コインでレンタル」を使えば、実際にコイン消費なしで視聴可能。しかしながら実際は、ユーネクストのポイントが消費されている状態です。Apple端末ではポイントが非表示でコインだけが表示されているため、実際わかりにくい部分。
とにかく0コインレンタル自体はポイントが優先的に消費されるだけで無料というわけではないので、ご注意ください。
誤ってポイント使ったのですが、キャンセルできますか?
一応できます。
ポイントが消費されることを知らずにユーコインで0コインレンタルした場合、救済措置として一応取り消し・キャンセルの方法が用意されています。
やり方は、コインレンタルで送られてくる利用明細メールから行うもの。
利用明細メールには「万が一間違ってポイントを使った場合には取り消し手続きができる」という内容と、URLが貼られています。
そのURLを経由することで取り消し手続きが行えるので、間違ってポイントを消費した場合には明細を確認してみてください。
iPhone・iPadでポイントは購入できますか?
ブラウザ版からできます。
ユーネクストのアプリ版からはユーコインしか購入できません。いっぽうアプリではなくブラウザを通してしまえば、iPhone・iPadでもポイント購入が可能です。
ブラウザは最初からインストールされているSafariはもちろん、後から入れたグーグルクロム等でもOK。コインの値段が若干高い点についてよく思わない方は、ブラウザからのポイント購入をおすすめします。
結論:ユーコイン買うくらいならポイント買おう
ユーネクストのユーコインは、Apple端末のアプリで用いられる独自通貨であることがわかりました。またユーコインを総評するとポイントよりも利便性が低いため、後者を購入したほうがおすすめです。
上記を除けば、ポイントを購入して問題ありません。ユーネクストポイントの有効期限は確かに短くて使いにくい面もありますが、余った場合は映画用のチケットにも変えられるので便利です。