基本無料で動画を見ない限り0円で使える動画配信サービスの楽天TV。
見たい動画を1本単位で課金して見られるほか、好みのジャンルをお金を払えば無料で見られる定額見放題プランも用意されています。
とはいっても、楽天TVは何も考えないで使ったら意図しない使用料が発生する機会も存在。そこで今回は、楽天TVで発生する料金やいつ課金されるか等を徹底解説。
支払い方法や変更方法も紹介するので、「気づいたら課金してた」といったことがないよう1度は目を通してください。
前提:楽天TVの月額料金は永続0円
前提として押さえたいのが、楽天TVの月額は無料である点。楽天会員であれば誰でも一瞬で登録でき、2020年時点ではサービスが続いている限り無料で契約可能です。
ただし、楽天TVは無料契約のみでは動画の視聴が困難。無料視聴の作品もありますが、基本的には1本動画を視聴する度に料金が発生します。
よって契約するだけで特に何もしなければ月額は永続的に無料ではあるものの、利用するにはお金が必要です。
楽天TVの利用で発生する4個の料金
楽天TVで利用料金が発生するのは、以下4種類の行動を行ったときです。それぞれかんたんに解説します。
定額見放題プランに加入(月額約300〜2000円)
定額見放題プランは、楽天TVに存在する動画の一部をどれだけ見ても一定価格にできるもの。ジャンルなどによって20個の定額見放題プランが用意されており、ユーザーの好みに応じて任意で契約できるのが魅力です。
定額見放題プランの月額料金は、300円から2000円までさまざま。契約した場合は動画視聴したかに関わらず毎月一定の金額の支払いが発生します。
契約は自動更新のため、解約することで支払いを止めることが可能。解約した場合、次回更新日の前日まで視聴が有効です。
作品レンタル
作品レンタルは、見たい作品を一定期間楽しめるもの。視聴期間とレンタル期限が定められており、条件を満たしたときに視聴権限を喪失します。
条件は、視聴期間またはレンタル期限の満了。
視聴期間とはレンタル作品を初めて再生してから見られなくなるまでの期間で、基本的に72時間(3日間)です。レンタル期限は作品を借りてから視聴の有無に関わらず見られなくなるまでの期間で、30日間と定められています。
以上を踏まえ、レンタル作品は初視聴から3日で視聴不可、借りてから30日で完全に見られなくなる仕様。
1本あたりの金額は500円前後なので、新作映画・ドラマでもお得に見ることが可能です。
作品購入
作品購入は、見たい作品を楽天TVのサービスが続く限りいつまでも見られるもの。視聴期間・レンタル期限が定められておらず、見たいときに何度でも再生できます。
購入なので、DVDを購入するのとほぼ同じ。電子書籍や音楽を購入するのと変わりません。
レンタル作品と異なり、1本あたりの値段が数倍かかるのが難点。3000円前後で購入できる作品がほとんどです。
本当に好きな作品をいつでも見られるようにしておきたい方におすすめします。
パック購入
パックは、アニメやドラマなどに用意されているもの。複数の話があったりシーズンが分かれていたりする作品について、パックでまとめてレンタルすることができます。
パックが用意されている作品は、詳細ページに「おまとめパックを選択」などというリンクが表示。リンクからまとめて購入手続きを済ませることが可能です。
パックの作品は視聴期限があるものの、再生してから見られなくなるまでの期間はありません。視聴期限内であれば、ゆっくり楽しめます。
料金は、アニメやドラマ、旧作か新作か、人気かどうかなどにより異なるため一概には言えません。
楽天TVの料金を支払う3個の方法
楽天TVを使って発生した支払いは、以下3個の方法で決済可能。動画配信サービスとしては、標準的な決済手段の数です。
7個のクレジットカード
クレジットカードは、毎月色んな支払いが合算されて銀行口座から引き落とされる決済方法。
楽天TVの場合、楽天そのものに登録したクレジットカードの情報を使って支払われます。
楽天TVに対応するクレジットカードは、以下の通りです。
4個のキャリア決済
キャリア決済は、携帯料金の支払いに楽天TVの利用額を合算して支払える決済方法。「ドコモ」「au」「ソフトバンク」「ワイモバイル」と契約している方のみが使えます。
クレジットカードが必要なく、携帯を持っていれば年齢に関係なく使えるのが魅力です。
なおキャリア決済を利用する方は、以下の点に注意してください。
楽天スーパーポイント
楽天スーパーポイントは、楽天関連のサービスや提携しているお店などで使えるもの。楽天TVも楽天のサービスのため、ポイントを利用できる仕組みが整っています。
楽天スーパーポイントは、楽天のクレジットカードを使ったり楽天で買い物したりすることで集めることが可能。1ポイント1円で少しずつ溜まっていくため、動画の視聴に充てることで消費していくのが賢い使い方の1つです。
作品を購入する際の決済場面に「楽天スーパーポイントを使う」という項目があり、数値を入力して「適用」することで使えます。
楽天TVの料金支払いが発生する2個のタイミング
楽天TVで料金支払いが発生するタイミングは、以下2種類の時点です。
レンタル・購入・パックの場合
楽天TVで料金支払いが発生するのは、レンタル・購入・パックの作品に課金したときが1つ。
料金は、作品を買ったときに即時発生します。
定額見放題プランの自動更新
定額見放題プランを契約している方は、料金支払いのタイミングがレンタル等とは異なるので注意。自動更新のタイミングに料金の支払いが発生します。
具体的には前に更新された日付が16日なら、翌月16日が支払い日。というよりも解約しない限りは、永遠と16日が自動更新による支払い日として扱われます。
そのほか無料体験の場合、期間終了日の翌日にも料金支払いが発生するのも覚えておきたいポイントです。
ちなみに定額見放題には、年額・月額と2パターン存在。月額の場合は月単位で自動更新されますが、年額の場合は年に1回12ヶ月分の定額料金を支払います。
年額の場合には、自動更新のタイミングを逃したら1年さらに延長されてしまうため注意が必要です。
楽天TVの料金支払い手段を変更する方法・仕様
楽天TVの料金支払い方法は、クレジットカードとキャリア決済を自由に変更できる仕様です。ほかの動画配信サービスでは一方通行なことが多く、楽天TVの融通が効く部分と言えます。
料金支払い方法を変更した場合は、契約されている定額見放題のプランの自動更新が止まり、解約されるのが注意点。契約を続ける場合は、残り日数が経過した後に再度登録しなければいけません。
支払い方法の変更は、楽天TVの「メニュー」から「マイページ」の「会員メニュー」より行うことが可能。
「決済方法変更」を選択した上、注意点を読んで変更先の支払い方法にチェックを入れます。次のページに進み、「決済変更手続きが完了いたしました」と表示されたら終わりです。
楽天TVで購入履歴を確認する方法
購入履歴は、楽天TVにおける課金履歴を確認できる項目。レンタルや購入、パックはもちろん定額見放題などの決済情報を見られます。
これまでにいくら使ったのかを確認したり、身に覚えの有無を見られるたりするので、定期的に確認するのがおすすめです。
購入履歴はスマホやパソコンなどでブラウザから楽天TVにアクセスすれば確認可能。「購入履歴」というボタンが大きく用意されているため、簡単に視認できます。
楽天TVで購入明細を確認する方法
購入明細は、過去4ヶ月の料金発生状況を確認できる項目。月単位の料金について、レンタル・購入・定額見放題の3つに分けて見られます。
それだけでなく、クーポンや楽天スーパーポイントの利用状況も把握可能。家計簿などをつける場合には細かいことがわかるためおすすめです。
購入明細は、「購入履歴」のリンクを押して出てくる細かいタブのなかにあります。