ビデオマーケットは知名度は低いものの、新作の追加の早さを含むたくさんのメリットがあるサービスです。
とはいっても月額料金や支払い方法について曖昧な部分があるというケースが見られ、不安で登録に踏み込めない方がおられます。
今回は不安を払拭するためにお金回りを網羅的にまとめたので、一読しておけば無料・お得に使うことも可能です。
前提:ビデオマーケットは基本無料
前提として言いますが、実はビデオマーケットは登録するだけなら基本無料。つまり登録しているだけなら、1円たりともお金を取られることはありません。
なぜならビデオマーケットは、配信作品のほぼすべてが視聴のためにお金を必要とする、都度課金を採用しているため。
基本無料では動画を視聴することがあまりできませんが、課金しない限りは一切お金を支払う必要がないということです。
ちなみに基本無料でも、一部の動画は視聴可能。主に映画・アニメ・ドラマの予告編や、本編映像の冒頭数分だけを宣伝目的で無料配信しています。
以下、ビデオマーケットは基本無料ではあるものの、どんなときに料金を支払うのかなどを紹介。
ビデオマーケットの利用で発生する2個の料金
ビデオマーケットをそれなりに楽しむ上で必ず発生する料金は、以下の2種類。
有料コースを契約
ビデオマーケットは基本無料にしつつ、有料のコースを7種類提供中。有料コースは安いもので税抜500円から、一番高くて2,000円まで幅広く存在します。
有料コースに課金することで、毎月ポイントがもらえたりコースごとに22万本のレンタル作品の一部を見放題にできたりするのが魅力。いっぽうで毎月お金が必要なので、基本無料ではなくなります。
ビデオマーケットをそれなりに楽しむためにはコース契約が必須です。
ポイントの購入
ビデオマーケットは基本無料にしつつ、配信しているすべての作品に対してレンタル料金を設けているのが特徴。
ポイントはレンタル作品を借りるときに必要とするビデオマーケット独自の通貨であり、もらえたり購入したりできます。
ビデオマーケットを楽しむならレンタル作品を借りることはよくあるので、ポイント購入は必須。ポイントはそのまま購入できるほか、作品を借りるときにぴったりの金額で買うことが可能です。
毎月かかるポイント購入費用は、人によってさまざま。レンタル作品を見る本数が多ければ多いほど、より多くの料金を請求されます。
ビデオマーケットの料金を支払う7個の方法
ビデオマーケットで発生した料金を支払う方法は、以下の2種類。2種類は少ないように見えますが、大抵の方が利用できるラインナップです。
3個のクレジットカードで決済
クレジットカードは、18歳以上の方が発行できるカードタイプの決済手段。使った分が毎月まとめられ、決められた日に銀行から引き落とされる形で支払います。
クレジットカードを利用すれば、カード毎にポイントを貯められるのが魅力。使えば使うほど、より多くのポイントでお得に使えます。
ビデオマーケットでは「ビサ」「マスターカード」「アメリカンエクスプレス」などに対応。持っているなら基本的にはおすすめの支払い方法です。
4個のキャリア決済
キャリア決済は、通信端末を契約している方が使える支払い方法。ドコモやau、ソフトバンク&ワイモバイルと通信契約をしている方が利用できるもので、毎月の通信費用に対してビデオマーケットの請求が上乗せされる形で支払います。
クレジットカードがなくてもスマホ・タブレットを契約してさえいれば利用できるのが魅力。子供から大人まで使えるため、両親にスマホ料金を支払ってもらっているという場合にはお得です。
なおキャリア決済を利用する場合は、契約しているスマホ・タブレットと契約時に設定したネットワーク暗証番号を必要とします。
ビデオマーケットで利用できない○個の支払い方法
ビデオマーケットの支払いに使えない方法は、以下の通り。一部の方法はほかの動画配信サービスで対応している場所も見られますが、大抵はどこも非対応ばかりです。
現金
QRコード決済
電子決済
振込決済
カード型決済
ビデオマーケットの料金請求が発生する5個の瞬間
ビデオマーケットで料金請求されるタイミングは、以下の5個。それぞれかんたんに解説します。
コースの無料体験を解約しないで翌月に変わった
ビデオマーケットが提供する「プレミアム」「プレミアム&見放題」と呼ばれる2種類のコースには、初回登録の方のみ初月無料の特典が付与されます。
この初月無料の特典の付与期間は、登録された月の終わりまで。月の終わりまでに解約していない場合には、翌月の1日から正規料金の支払いが発生する仕組みです。
従って無料体験を解約せずに翌月に変わったときは、料金請求が発生する瞬間の1個に含まれます。
継続課金中の毎月1日
ビデオマーケットの有料コースに課金している方は、解約しないで継続している限り永遠と自動更新され続けます。
そして自動更新が行われるのは、毎月の始まりである1日。前月の月末23時59分までに解約が済んでいない限り、必ず1日に料金請求される仕様です。
レンタル作品を見るためにポイントを購入
ビデオマーケットのレンタル作品を購入する場合は、ポイントの購入が必要。ポイント購入は基本的にいつでも可能ですが、請求されるのは購入手続きを行ったタイミングです。
従ってポイント購入が多ければ多いほど、請求の瞬間も増えます。
ソフトバンク&ワイモバイルの例外の更新日
ビデオマーケットで有料コースが自動更新されるのは、基本的に毎月1日というのは説明したとおり。
しかしながらキャリア決済のなかのソフトバンク&ワイモバイルまとめて払いを利用している方だけは例外で、登録した日が自動更新日に固定されます。
例えば2日に登録したなら、以降毎月2日が料金請求される日。15日に登録していれば、以降毎月15日が請求日という感じです。
毎月1日に更新されると勘違いしていたら、損する可能性もあるのでご注意ください。
Appleのサブスクリプション
iPhoneやiPadでビデオマーケットの一部コースを契約する場合は、App Storeの月額課金の仕組みであるサブスクリプションが使われます。
この場合はアップルの仕組みのため、ビデオマーケットとは若干異なる仕組みが取られる模様です。
ビデオマーケットの利用履歴を確認する方法
ビデオマーケットの利用履歴を確認する方法について紹介。
コースの課金状態
ビデオマーケットのコースの課金状態を知る方法は2個。
公式サイトのユーザーメニューにある「登録パック」という部分を見たら、登録済みのパックが一覧で見られます。
また登録解除のページを開くとコースが表示され、各コースの近くに「登録解除」のボタンがあれば登録状態。なければ、そもそも登録していないと判別できます。
ポイントの使用履歴
これまでに使ったポイントの詳細は確認可能。
公式サイトのメニューにある所持ポイントの数字が書かれた部分があります。
その数値付近に「履歴」という文字があり、クリック&タップすることで使用履歴が確認できる仕組みです。
ビデオマーケットの料金支払いに関する疑問の回答
ビデオマーケットの料金支払いでよく聞かれる疑問について、かんたんに回答します。
違約金はありますか?
違約金はかかりません
ビデオマーケットを利用中に発生する料金は、月額とレンタル作品の購入費用のみ。利用期間に関わらず違約金を支払う必要はなく、手数料や入会金などを撮られることもありません。
支払い方法は変更できますか?
一応可能です
ビデオマーケットを退会して再登録時に別の支払い方法を入力するといったやり方により、変更はできます。
またアカウント情報から支払い方法に関する項目より、クレジットカードの情報を変更することも可能と思われます。
コースは変更できますか?
注意しながら変更できます
ビデオマーケットの有料コースは、変更するというよりは新規に契約するようなイメージです。
コースは繋がっているというわけではなく、すべて単体で契約可能。別の有料コースを契約したとしてもその前から契約していたものは解約されず、2個の月額を支払っている状態になります。
よってコースを変更するなら、新しいコースの契約と以前のコースの解約処理が必要です。複数のコースを併用するなら解約はいりませんが、そのへんは維持費と好みに応じて決めてください。
初月無料のビデオマーケットを楽しんで!
ビデオマーケットは基本無料。有料コースを課金するなら「プレミアム」「プレミアム&見放題」コースがおすすめです。
また上記2種類のコースは、初回登録のみ初月無料の特典付き。無料体験中に解約するならビデオマーケットの見放題を一切お金を払わず利用できるので、登録しない選択肢はありえません。
支払い方法はクレジットカードやキャリア決済を利用可能なのが魅力です。
本記事ではビデオマーケットの料金面で知っておきたい内容を網羅的に紹介したので、お得に使いたいという方は頭の隅に記憶しておいてください。