携帯通信会社のauが提供する動画配信サービス「ビデオパス」。低価格で色んなジャンルの作品を見放題かつ会員特典が優れているため、auユーザーから人気です。
加えて現在は、auユーザー以外が登録できるのもポイント。映画館に通っている方は、登録していたら間違いなく節約できます。
本記事では、ビデオパスの料金・支払いについて紹介。読めばお得に契約できるので、ビデオパスを契約している方、考えている方は目を通してください。
ビデオパスの利用にかかる4種の料金
ビデオパスの利用に必要な料金は4種存在します。
基本料金は562円(税抜)
ビデオパスの基本料金は562円(税抜)。以前は税込607円ほどでしたが、増税により618円に変わっています。
基本料金なので、毎月の支払いは必須。支払うことで、ビデオパスで配信されている見放題の作品を無制限に視聴可能です。
ほかの動画配信サービスと比較した場合、ドコモが運営する「dTV」、アマゾンが提供する「プライムビデオ」あたりが同じ価格帯で競合。「Hulu」や「U-NEXT」と比べたらかなり安い部類に入ります。
レンタルに使用するビデオコイン
ビデオパスの配信動画は、「見放題」「レンタル作品」の2種類存在。なかでもレンタル作品の視聴には、ビデオコインを必要とします。
ビデオコインは月額課金者なら毎月ただで貰うことが可能。そのほか、1コイン1円で購入して使用することもできます。
男性向けのR-20見放題も用意
ビデオパスは、20歳以上の男性を対象としたR-20見放題プランも用意しています。いわゆるアダルト系の作品が見られるサービスで、最大120本まで毎月視聴することが可能です。
ただし、R-20のプランは月額2,500円で異様に高いのが特徴。アダルト系のサービスとしてはまだ安い部類かもしれませんが、それでも一般・アダルトを定額で見放題にできる「U-NEXT」に劣ります。
加えてR-20の作品を見るためにはなぜか専用の再生端末を用意する必要があり、初期投資だけで10,000円を超えるためあまりおすすめできません。
ビデオパスの料金を支払う4種の方法
ビデオパスの月額料金を支払う方法は、以下の4種類。それぞれ解説していきます。
クレジットカード払い
クレジットカードは、カードによる決済方法。誰でも決済手段として使えます。
月額・レンタル作品ともにクレジットカードは利用可能。18歳以上でカードをお持ちの方は、ぜひお使いください。
auかんたん決済払い
auかんたん決済は、auのスマホ等を利用しているユーザーのみが使える決済方法。ビデオパスの月額562円(税抜)を、スマホ等の通信料金に加算される形で支払われます。
携帯さえ持っていれば決済できるため、クレジットカードを持たない方でも年齢関係なく使えるのが魅力。使えるのがauユーザーに限定されるのは難点です。
auかんたん決済は、ビデオパスの月額・レンタル作品の両方に利用できます。
プリペイドカード払い
プリペイドカードは、事前にお金がチャージされたタイプのカード。ビデオパスでは、Webmoneyとau WALLETに対応しています。
プリペイドカードで支払えるのは、ビデオパスで配信されているレンタル作品のみで月額料金には非対応。
au WALLETカードはauユーザーのみ利用でき、Webmoneyは誰でも活用可能です。
au WALLETポイント払い
au WALLETポイントは、auの通信料金を決済したりサービスを利用したりする際に貯まるポイント。au WALLETのプリペイドカードでショッピングしても貯めることが可能です。
au WALLETポイントで決済できるのは、ビデオパスのレンタル作品に課金した場合のみ。auかんたん決済を利用して決済したものを、au WALLETポイントで相殺するような使い方をします。
auユーザーのみ利用可能です。
ビデオパスの料金請求日
ビデオパスの料金請求日は、毎月1日で固定。月の1日に請求され、月末までが契約として有効です。
例外として、「無料体験明け」または「月の途中で無料体験関係なく入会した」場合のみ、当日が請求日扱いされます。
なお請求日は上記の通りですが、実際に支払う日は決済方法によって異なるので注意。
ビデオパスを途中で入会した場合は日割り計算
ビデオパスの料金は、30日間の無料体験が終了してから即座に支払いが発生します。また基本的に支払いが発生するのは、毎月1日です。
このとき初月の支払いだけは日数が中途半端で、月末に契約したら翌月1日にも支払いがあるので損するのではないかと思われます。
しかしながらビデオパスは、最初の支払いのみ日割り計算に対応。契約した日数分だけの支払いで済むのが魅力です。
例えば最初の支払いが○月15日だった場合、その月は月額562円(税抜)の半分が実際にかかる料金ということ。大抵の動画配信サービスでは同じパターンのときに日割り計算なく全額請求されるので、ビデオパスの大きな強みと言えます。
ビデオパスを途中で退会した場合は全額負担
ビデオパスは、毎月の最初に支払いが発生するのが原則。このとき支払った金額は月末まで使うことを想定しており、途中で解約したとしても使わなかった分のお金が払い戻されることはありません。
この点は契約者にとって不利に見えるものの、実際はそんなに不利ではないのがポイント。なぜなら、途中で解約しても解約月の月末までは継続して見放題のサービスを受けられるからです。
解約した時点で利用できなくなると思い込んでいたら損するので、最後まで存分にお楽しみください。