日本国内で絶大な人気を誇る動画配信サービスと言えばユーネクスト。2019年時点で10万本以上の面白いコンテンツを抱えており、「ないものがない」ことを公式サイトで宣言しています。
そんな膨大なコンテンツを持つユーネクストは、対応デバイスまでたくさんあるのが特徴。基本的には誰でも最初から持っているガジェットで視聴できるため、入り口が大きいのが特徴です。
スマホ・タブレットを持っていたら、アプリで視聴可能。上記がなくても、パソコンがあれば見られます。
スマホ・タブレットはもちろんパソコンもなければ、テレビでの視聴までできるのも魅力。ここまで書いてきたガジェットがなくて初めて対応デバイスで詰まりが発生する程度なので、大抵の方はすぐに見られるはずです。
ということで今回は、ユーネクストの対応デバイスを完全まとめ。それぞれの特徴や詳しい情報も載せているので、好みの方法を見つけてください。
ユーネクスト対応デバイス一覧表
名前
専用機器で人気のユーネクスト対応デバイス
ユーネクスト対応デバイス.Chromecast(Chromecast Ultra)
グーグルが販売するデバイス。
ユーネクスト対応デバイス.U-NEXT TV
ユーネクストが販売するデバイス。
ユーネクスト対応デバイス.Apple TV(第4世代~)
アップルが販売するデバイス
ユーネクスト対応デバイス.Fire Stick TV(Fire Stick TV 4K・Fire Stick CUBE)
アマゾンが販売するデバイス。
スマートテレビ系のユーネクスト対応デバイス
スマートテレビは従来のテレビ番組だけが見られるテレビに対して、OSなどを搭載することで多機能化したモデルのこと。インターネットに接続することでアプリを扱うこともでき、動画配信サービスや音楽、ネットショッピングなどを楽しめます。
近年はテレビのスマート化が進んできているため、人気のあるブランドの製品なら大抵は該当します。スマートテレビならユーネクストに対応している場合がほとんどです。
テレビである以上何度も買い換えるのは難しいものの、わざわざ専用機器や別途繋ぐ機器を必要しないのがメリットと言えます。
東芝製レグザ
シャープ製アクオス&アイシーシーピュリオス
パナソニック製ビエラ
LG製LGスマートTV
日立製WOOO
船井電機製FUNAI
ハイセンス製Hisence
ピクセラ製4KスマートTV
TCL製
パソコンのユーネクスト対応デバイス.Windows・Mac
パソコンのブラウザを使って、ユーネクストのコンテンツを視聴できます。パソコンはデスクトップ・ノートどちらでも問題がなく、OSはWindowsとMacOSに対応しています。
スペックに関してはそこまで高性能である必要はなく、ユーネクストの動画を視聴する程度なら予算2,3万円レベルでも問題ありません。使用するブラウザはどれでも大丈夫ですが、相性はあります。
デスクトップパソコンで普段から椅子に座りながら使っている方はもちろん、ノートパソコンを持ち歩いているならおすすめの対応デバイスです。
推奨スペック・ブラウザは公式で公表されているので、まとめておきます。
Windows・Macの推奨環境
OS Windows Mac
バージョン Windows7 SP1以上/8 以降/10 Mac OS 10.5.7以上(インテルベース)
プラグイン Adobe Reader Silverlight 5.0.61118.0以上
コンポーネント Windows Mac
設定 JavaScript Cookieが有効
ユーネクスト利用時の推奨ブラウザ
Google Chrome
Internet Explorer
Edge
Firefox Safari
Google Chrome
Firefox
ユーネクスト対応デバイス.スマホ・タブレット(Android・iOS・iPadOS)
AndroidまたはiOS(iPasOS)を搭載したスマホ・タブレットを使えば、ユーネクストを簡単に視聴できます。AndroidはGooglePlay、iOSはアップルストアからユーネクストアプリを入手可能です。
スマホ・タブレットなら端末とインターネット回線さえあればどこでも使えるため、費用を抑えたいならおすすめの方法。
ただし端末の画面は数インチから10インチ前後なので、ユーネクストの動画を大画面で楽しみたい方には向いていません。最近ではスマホ・タブレットを持っていないほうが珍しいと思うので、あるならとりあえずアプリを入れておいてください。
スマホ・タブレットでユーネクストを見るなら、通信量を気にすることもお忘れなく。
ゲーム機のユーネクスト対応デバイス.PS4(PS4PRO)
ソニーが販売する高画質ゲーム用ハードPS4。プレイステーションストアと呼ばれる場所にアクセスすることで、ゲームだけでなくユーネクストのアプリをダウンロード&インストールできます。
ユーネクストのアプリを入れたら、ログインまたは会員登録を済ませることで動画の視聴が可能。基本的にはPS4とHDMI接続できるテレビまたはモニターさえあれば、ユーネクストを視聴できる環境を整えられます。
PS4にはPS4PROと飛ばれる基本スペックを挙げた製品もありますが、ユーネクストを見る程度ならどちらでもOK。前者は2,3万程度で購入でき、PROのほうは4万円代で入手可能です。
すでにPS4を持っている方のなかでテレビサイズでの動画視聴を楽しみたい方は、試してみる価値があります。
特定機器のユーネクスト対応デバイス
ユーネクスト対応デバイス.ソニー製ブルーレイディスクプレイヤー
ソニーが販売するブルーレイディスクプレイヤーのなかには、ユーネクストの再生に対応する製品も販売されている模様。
TSUTAYAなどで映画・ドラマのブルーレイディスクを頻繁にレンタルしているという方は、ついでにソニー製のプレイヤーを用意しておいたら今以上に快適な環境が手に入ります。
BDP-S190
BDP-S480
BDP-S380
BDP-S5100
BDP-S1100
BDP-S6200
BDP-S1200
ユーネクスト対応デバイス.ソニー製ホームシアターシステム
ソニー製のホームシアターには、ユーネクストの再生に対応するものがあります。
自宅にいながら映画・ドラマの音響にこだわりを持ち、映画館で見ているような感覚を味わいたい方は導入するのがおすすめです。
BDV−EF1
ユーネクスト対応デバイス.ソニー製コンポーネントオーディオ
ホームシアター以上に音響と映像環境を手に入れたい方はコンポーネントオーディオがおすすめ。
価格が数十万円クラスでハイエンドモデルですが、ユーネクストでよりリアルな映画館にいる感覚を味わいたい場合に向いています。ユーネクストを見るだけならコスパは最悪です。
TA-DA5700ES
STA-DN2030
ユーネクスト対応デバイス.シャープ製ネットプレーヤー(AN−NP40)
シャープが販売するテレビ「アクオス」シリーズに接続して用いられるネットプレイヤー。Android TVを備えており、ユーネクストを含む動画配信サービスを楽しめます。
簡単にできるリモコン操作のほか、音声検索機能を持つのも特徴。使っているうちに利用者の思考を学習する人工知能も搭載しているため、好みに合わせたコンテンツを表示してくるのも魅力です。
ユーネクスト対応デバイス.エプソン製スマートグラス(MOVERIO BT−300)
拡張現実の利用ができるメガネ型モニターデバイス。メガネとしてかけておくことで、ドローンが映した映像をリアルタイムでモニタリングしたり暗い場所でハイコントラストな景色を楽しめたりします。
メガネにはAndroidを搭載しており、DVDの視聴や動画配信サービスの利用が可能。モニターが常に目の前に用意され、動いても追従するため格好問わず使えます。
近未来的な機能を多数備えているため、価格は7万円前後するのがポイント。ユーネクストの視聴というよりは、未来型デバイスでロマンを感じたいという場合におすすめです。
そのほかユーネクスト対応デバイス
ユーネクスト対応デバイス.Nexus Player
グーグルが2016年頃まで販売していた前世代のメディアプレイヤー。Google Playのアプリが使えました。
現在は販売していないため、中古品または在庫分の新品程度しか見つけられません。
ユーネクスト対応デバイス.NTT西日本光BOX+
NTT西日本のインターネット光回線の契約とユーネクストを抱き合わせる形で提供されているもの。基本的には回線契約と同時に申し込むもののようなので、この方法を用いる方はあまりいません。
ユーネクスト対応デバイス.PIXELA 4K Smart Tuner
地上波4K放送を見るために使われるテレビチューナー。4K非対応のテレビに接続することで、4K高画質放送が見られるようになります。
Android TVを搭載しているため、ユーネクストはもちろん様々なアプリを利用可能。テレビ用4Kチューナーを持っていない方がユーネクストついでに購入するという場合はおすすめです。
価格は3万円前後します。
ユーネクスト対応デバイス.PIXELA Smart Box
テレビ番組の視聴くらいしか機能がないモデルに対して、スマートテレビとしての機能を付与できるデバイス。テレビ番組の録画用外付けHDDといった感じで、2番組同時録画をしたり最大1TBの容量を入れられたりします。
Android TVを搭載しており、テレビに繋いだ時点でアプリを表示させることが可能。ユーネクストもそのまま見られるのが魅力です。
価格は2万円代なので、それなりの値段。テレビ番組の録画機器を求めている方におすすめします。
ユーネクスト対応デバイス.popIn Aladdin
日本語でポップインアラジンと表記されるデバイス。部屋の明かりとして使えるシーリングライトと、ホームシアター機能を備えているのが特徴です。
普段はライトとして利用しつつ、暗くしてホームシアターにすれば40から120インチの大画面で映像を楽しめる模様。
レコーダーで録画した動画の再生はもちろん、本体に搭載するユーネクストアプリを使用すれば壁に投影された大画面の映画を楽しめます。
価格は79,800なので、ユーネクストのためだけに購入するのは相当高い部類。寝室に大画面で映画・ドラマを流す設備を整えたい方にはおすすめです。
ユーネクスト対応デバイス.Google Home
グーグルが販売する円柱の形をしたスピーカーのようなもの。OK,Googleと話しかけることでグーグルアシスタントの機能が利用でき、天気や当日のスケジュール、日付の確認などが行えます。
スピーカー機能を搭載しているため、音楽を聴いたりニュースを読んだりしてくれるのが魅力。動画配信サービスにも対応しているため、ユーネクスト動画の視聴も可能です。
価格は7,700円程度なのでリーズナブル。話かけて使いたい方におすすめします。
なお、Google Homeだけでは動画の視聴不可。クロムキャストを繋げることで、音声で動画再生を頼むのがGoogle Home、その命令をクロムキャストが受け取って動画が再生される仕組みです。
ユーネクスト対応デバイス.Google Nest Hub
グーグルが販売するカメラ搭載スマートディスプレイ。ただのモニターと言うわけではなく、ビデオ通話やスマート家電管理、動画と音楽視聴など様々な機能が搭載されています。
ユーネクストの動画もアプリで視聴できるようですが、目的としてはIoTを推し進めるような形で生まれた製品です。
価格は1万~1万5千円程度で購入可能。タブレットサイズの小さなモニターがついているだけなので、どちらかというと自宅をネット回線を通じて遠隔から管理したいという方のサブ機能として持っておくことをおすすめします。
ユーネクスト動画再生におすすめのデバイストップ3
対応デバイスが多すぎるユーネクスト:複数端末で視聴する際の具体的な使い分けとは?
せっかく対応デバイスが多数あるユーネクストですから、使い分けしていつでも快適な視聴環境を手に入れるほうが生活の質は上がります。そこで今回は、具体的な使い分け手法をご紹介。
外出中はスマホ・タブレット
充電しておけば電源がなくても持ち運べるスマホ・タブレットは、外出中にユーネクストを見る場合に最も適した対応デバイス。仕事や学校の通勤・通学はもちろん、お出かけの際に長距離移動するなら動画視聴に最適です。
特にユーネクストなら、コンテンツのダウンロード機能を持っているのが魅力。外出中にスマホ・タブレットで動画を見るときは通信量が気になるところですが、自宅や公共のWi-Fi環境で事前にダウンロードできるため使いこなせばいつでも安心して利用できます。
リビングで家族や恋人友人と見るならテレビや専用機器
ユーネクストをテレビで見るなら、アプリ搭載できるスマートテレビや「Fire Stick TV」といった専用機器を用いるのが一般的。テレビであれば映画・ドラマを大画面で楽しめるため、1人はもちろん恋人から家族や恋人まで複数人数で楽しむのに適しています。
テレビと専用機器のどちらを選ぶべきかは、予算で決めるのがおすすめ。スマートテレビは液晶テレビなら5万円以上するほか、有機ELなら15万円以上するため多めの予算がある方に向いています。
予算をなるべく抑えたいなら、専用機器を用意すればOK。5,000円程度の安価製品から20,000円の高価品まであります。
とにかくどこでも見たいならスマホ・タブレット
外出中はもちろん、とにかくどこでも見たいならスマホ・タブレットを選ぶのが吉。自宅にいる場合でも椅子に座ったりベッドで寝転がったり、お風呂に浸かりながらのんびり浸かって動画を見るなど場所を問わず使えます。外出の際は、使う場所は無限大です。
どこでもスマホ・タブレットでユーネクストを見たいという場合は、デバイスの故障を防ぐために防水・防塵や耐衝撃性を持つ端末を持っておくのもおすすめします。
仕事や作業をこなしながら見るならブラウザ
仕事や何らかの作業をしながらユーネクストを見るという場合は、パソコンのブラウザで視聴するのが最適。パソコンならブラウザでユーネクストの動画を流しつつ仕事などに取り組めるため、作業用BGMとして機能させることも可能です。
筆者の場合は大きめのモニターを用意しており、中央下側は作業環境で上側に動画などを流すためのブラウザを配置しています。この方法なら作業をそれなりの集中力で進めながら疲れたら動画に目を向けて休めるので、とても快適な環境ができています。
名前
ユーネクストを複数の対応デバイスで見る際の注意点
1アカウント1端末なので、切り替え時は閉じる
ユーネクストで同時再生できる動画は、1アカウント1端末までと決まっています。例えばスマホで動画を見ているときにパソコンから何か動画を見ようとしても、エラーが発生するため視聴できません。
「寝転がりながらスマホ・タブレットで視聴」「パソコンで椅子に座りながら視聴」という2種類の使い方をする場合、移動する際に閉じていなければエラーが出て閉じる行動をしなければいけないので二度手間です。
上記を防ぐため、複数のデバイスで利用する際は毎回動画を閉じることをおすすめします。
ファミリーアカウントを活用すれば端末の複数使える
ユーネクストにはファミリーアカウントと呼ばれる機能があります。1つのアカウントを持っていれば3つまでアカウントを紐づけて持てるというもので、それぞれを使い分けた動画視聴が可能です。
上記で1アカウント1端末でしか再生できないと書いていましたが、ファミリーアカウントならそれぞれのアカウントで再生可能。つまりこの機能を使えば、4アカウント4動画再生できるようになります。
動画再生で複数端末の移動が面倒に感じるという方は、デバイスごとにログインするアカウントを分けておく使い方がおすすめです。
ファミリーアカウント内で異なる動画は再生できるものの、同じ動画の視聴にも非対応。
ユーネクスト対応デバイスにまつわる疑問に答える
後ほど更新させていただきます。
ユーネクストは対応デバイスが豊富
ユーネクストの対応デバイスは、あまりにも豊富すぎることがわかりました。
対応デバイスが多いということは新規で用意する必要があるものが少なくて済み、低い敷居で見始められるというのが魅力。またテレビだけしか見られなかったら移動する際の相性が悪いものの、スマホ・タブレットでも見られるためネット環境さえあれば日本のどこでも見られるのがポイントです。
今回紹介した対応デバイスのなかでもテレビで見る方は「Fire Stick TV」が超おすすめなので、一家に一台持ってみてはと思います。